概要
被写体を切り抜いて遊んでたらピンときたのでリップの広告風なものを作ってみました。
左(←)が初期案で、もっと良くできないかと模索したのが右(→)です。
制作時間
数時間程度(曖昧)
作業工程
口紅【https://unsplash.com/es/fotos/lapiz-labial-rojo-sobre-mesa-blanca-dcbz31jdsHA】
アルミホイル【https://pixabay.com/photos/aluminum-foil-abstract-texture-6961638/】
●女性は背景を削除し、被写体のみ切り抜きます。
●口紅も背景を削除し、少し傾いているので水平に調整しました。
●女性の唇のみ選択し、唇を赤く、その他は彩度を下げます。
●口紅は複製して色調補正により別色も用意しました。
●背景を黒く塗りつぶし、その上にアルミニウムの画像を重ねます。描画モードや不透明度をいい感じに設定すると大理石のような質感になります。私のはもう少しアルミニウムを濃くした方がよかったと思います。
●テキストツールでそれっぽいキャッチコピー等文言を入力。斜体にすると少しおしゃれに見えます。
●口紅と一部のテキストは複製して垂直方向に反転。いらない部分をぼかす感じで削除し、不透明度を下げることで鏡面に反射しているような演出になり、高級感が出た気がします。ちなみにテキストを編集する場合はラスタライズする必要がある(文言を変更できなくなる)ので、ラスタライズの前にテキストレイヤーを複製してバックアップを残すことをオススメします。
●あとは余談ですが、女性の瞳と唇を強調したかったのでそれぞれハイライトを描画しています。
そうやって完成したのがこちらです。
やりたい事はやれたのですが何となくのっぺりとした印象なので、もう少しメリハリをつけられないか模索しました。
●女性を左右反転し、口紅以外の彩度を下げてよりコントラストを強くしました。この広告を見た人の目線が左から右に来て、そして女性の目線を仲介してまた左に戻るイメージでこのようにしました。
●より濃い黒いオブジェクトを描画し、女性と口紅の間に挟むことで奥行き感が増したのではないかと思います。
また、オブジェクトを歪な形にすることで視線誘導の邪魔にならず、滑らかな動きを実現したと思っています。
●最後に口紅の赤をスポイトツールで選択し、口紅の背景に良い感じの線を描いたらなんか良い感じになりました。
以上です。お疲れさまでした。
好みは分かれるかと思いますが私は後者が好きです。