編集前
画像に「SNOW」とテキスト入力し、ラスタライズして遠近感が出るような配置をしています。
これを基に編集していきます。
シャドウ(内側)
効果「シャドウ(内側)」
SNOWのテキストの内側に影を付けて凹みを表現してみました。あまり雪には馴染みませんでした。
ドロップシャドウ
背景画像に効果「ドロップシャドウ」
テキストの描画ピクセルで作成した選択範囲の形で一部を削除。ドロップシャドウで影を落としてみました。元の画像を下に敷くことで雪の質感を残した窪みができました。でも浅いです。
ベベルとエンボス
効果「ベベルとエンボス」
SNOWテキストにベベルとエンボスを適用しました。雪の不安定な凸凹感を表現できたような気がしますが、一方で文字として認識しづらくなっています。
光彩(内側)
効果「光彩(内側)」
今までのは影を描写して深みを出していたのに対し、これは影の色に光を描画して凹みを表現してみました。棒で跡をつけたようなくっきりとした凹みになりました。
総括
まず前提としてどれが正解とかは無いです。その上で個人の見解を述べます。
●シャドウ(内側)は固い材質のものを凹ませるのに向いてると思います。
●ドロップシャドウを使ったやり方はこれ以降も編集することを考えるとあまりオススメできません。
●ベベルとエンボスは文字としての認識が難しくなったのでパラメータやフォントにひと工夫あるとより良くなりそうです。
●光彩(内側)は雪と影(凹み部分)をいい感じにぼかしてくれて、結構良くできたと思います。
補足
●効果に使う色は画像から引用した方が馴染みやすくなります。効果のパラメータを設定するオプションが表示されている間は画像にカーソルを向けるとスポイト機能が使えますのでそこから色をコピーしてください。
●テキストの描画モードは「乗算」にすると背景画像の雪の細かな凹凸が透けるようになるので馴染みやすくなります。